オーストラリア旅行が決まった皆さん。
レストランで食事をしたり、観光施設に入場したり、お土産を買ったり、支払いをする機会がたくさんあると思います。
現金、クレジットカード、デビットカードなど、様々な支払方法がありますが、なにが一番お得が知っていますか?
この記事では、一番お得な支払方法について、実際に検証した結果をご紹介したいと思います。
オーストラリアのキャッシュレス事情
オーストラリアでは、キャッシュレス対応がかなり進んでおり、スーパーやカフェ、レストランなど、大抵の場所で、クレジットカードやデビットカードを使用することができます。
現金しか使えないというお店はかなり珍しいです。
クレジットカードもしくはデビットカードのタッチ決済もしくはApplePayやGooglePayなどのスマホ決済が主流です。
筆者の暮らすシドニーでは、バスや電車、トラム、地下鉄、フェリーなどの公共交通機関だって、タッチ決済で乗ることができます。
今回、検証する支払方法3つ
今回、3つのカードを使って、同じ日に、同じ場所で、同じ商品を購入し、どの支払方法が一番お得なのか比較してみることにしました。
比較したのは、海外旅行にお得だと言われている以下の3つのカードです。
- エポスゴールドカード(クレジットカード)
- Sony Bank WALLET(Visa付キャッシュカード)
- Wiseデビットカード
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、海外旅行保険などが充実しているため、旅好きの方々に人気があるクレジットカードです。
通常は年会費5,000円ですが、年間費無料のエポスカードを年間50万円以上利用すれば、無料でゴールドカードのインビテーションが来ます。
日本のクレジットカード代表として、エポスカードを使ってみることにしました!
Sony Bank WALLET
Sony Bank WALLETは、日本円以外に、米ドル、ユーロ、豪ドルなど、外貨10通貨に対応しているVisaデビット付のキャッシュカードです。
海外での利用の場合は、ソニー銀行の外貨預金口座から引き落としされます。
外貨預金が足りない場合も、日本円の口座から自動的に引き落としされる「円からアシスト」というサービスもあり、安心です。
為替手数料が1ドルあたり15銭と、とても安いです。
Wiseデビットカード
Wiseデビットも、海外での外貨決済に強いカードです。
Sony Bank WALLETよりも種類の多い50通貨以上を保有、支払に利用することができます。
為替レートや両替手数料が安く、お得に両替ができると言われています。
Wiseを使って現金を日本の銀行口座から海外の口座に送金することもできます。
同じ商品を購入して比較
同じ日に、スーパーColesで4豪ドルの商品を買って、日本円でいくらかかるのかを比較してみました。
エポスゴールドカード
まずは、エポスゴールドカード。引き落とし金額は、414円でした。1豪ドル103.5円計算です。
Sony Bank WALLET
続いて、Sony Bank Walletカード。引き落とし金額は、406円でした。1豪ドル100.9円計算です。
Wiseデビットカード
最後に、Wiseカード。406円でした。Sony Bank WALLETと同じ、1豪ドル100.9円計算です。
一番お得な支払方法はこれだ
4豪ドルの商品を買った際の日本円での支払額は、Sony Bank Wallet(406円)=Wiseデビットカード(406円)>エポスカード(414円)となりました。
今回は4豪ドルという小さな金額の買い物でしたが、100豪ドルの支払をしたと仮定すると、
Sony Bank WalletとWiseデビットカードは10,150円、エポスカードは10,350円となり、その差は200円(約2%)です。
単純に引落金額だけで比較をするのであれば、外貨に強いSony Bank WalletとWiseデビットカードが一番お得です。
クレジットカードによっては、ポイントやマイルが付いたり、保険が付帯になったりするものもあります。
少しでもお得に支払いたいという方は、ご自身のクレジットカードの特典を比較してみることをおすすめします。
以上、オーストラリアでお得な支払方法でした!皆さんの旅が素敵なものとなることをお祈りしています。