はじめに
筆者がシドニーに来て、ショックを受けたこと。
それは、物価の高さでした。
高いとは聞いていたものの、到着初日にセブンイレブンでコカ・コーラ(500㎖)の値段を見た時の衝撃といったら、一生忘れられません(4ドル超え≒約400円でした)。
でも、いざ暮らしてみて分かったことは、日本に比べて高い物もあれば、安い物もある!ということ。オーストラリア留学やワーホリ、駐在前に物価が気になる方のために「オーストラリアの物価、高いと聞くけど実際どうなの?!」ということで、実際にスーパーで調査した商品のお値段をご紹介します!
この記事では、2024年1月にシドニーCBD内の大手スーパーマーケットで確認した、野菜・果物の価格を記載しています。
野菜
まずは、野菜からご紹介します。
日本でもなじみのあるお野菜を見てみましょう。
じゃがいも
肉じゃが、カレーにコロッケ、日本でも身近な存在のじゃがいも。
オーストラリアではこんな感じで1個から購入できます。1キロで4ドルです。
もちろん袋に入ったじゃがいもも売っていますよ。
こちらは2キロ5ドルです。
オーストラリアの一人あたりのじゃがいも消費量は約50㎏という試算もあるくらい、じゃがいもはポピュラーな食材。
たしかに、フィッシュアンドチップスやハンバーガーセットはもちろん、外食をした時のサイドにはいつもポテトが付いている気がする…
にんじん
続いて、にんじんを見てみましょう。
にんじんはオーストラリアで安い野菜の一つ。値段は1キロの袋が1.5ドルでした。
安い!安すぎる!一本から購入できる量り売りもあります。
安いけど侮るなかれ!意外と甘くて、生でも食べられるくらい美味しいんです。
日本では生で食べたことはほとんどなかったのですが、今では細くスティック状に切って、オーロラソースや和風マヨソースをつけて、食べています。
玉ねぎ
じゃがいも、にんじんと来たら、お次は玉ねぎ!
茶色、紫色のほかに白色の玉ねぎなんかもあって、バラエティー豊かです。
値段は茶色3.90ドル/kg、紫色4.50ドル/kg、白色5ドル/kg。
1玉200gくらいでしょうか。日本と変わらない値段で手に入ります。
じゃがいも・にんじん・玉ねぎを使った料理を極めたら、相当な節約になる気がします。
ミックスリーフ
色々な種類がありますが、1袋に120g入って3.50ドルくらい。
この日はセールで2袋で5ドルになっていました。
袋に「WASHED&READY TO EAT」書いてあるので、いつもそのまま食べています。
本当はちゃんと洗った方がいいのかな?
トマト
最後に、トマト。
こちらの葉がついたままの新鮮なトマトは1キロ4.90ドルです。
ミニトマトも売っていますよ!
1パック200グラム入りで3.90ドルでした。
日本よりも少し高いでしょうか。
広い大地がある農業大国のオーストラリア、やはり野菜は手ごろな価格で手に入ります。
フルーツ
続いて、フルーツの価格を紹介します。
安くで新鮮なフルーツばかりで、オーストラリアに住んで良かったと心から思えることの一つです。笑
いちご
様々な気候があるオーストラリア全土で栽培されているのがいちご。
そのため、年間を通していちごがお店に並んでいます。
春から夏(9月~2月頃)は1パック(200グラム)2.5ドル~で売られています。
日本だと200円台で買えないので、オーストラリアの方が安そうです。
もちろん日本のイチゴのように甘く柔らかくはありません。
酸っぱくて皮も硬い!でも、不思議なことに、こっちの方が健康にいい感じがして、いつのまにかオーストラリアのいちごが大好きになってしまいました。
ブルーベリー
続いて、ブルーベリー。
旬である夏の時期は、1パック(200g)2ドル~2.5ドルで買えます。
安すぎる!ヨーグルトに思う存分入れてみたり、大量に買ってジャムを作ったり、日本じゃ絶対出来なかったことが楽しめます。
写真のとおり、この日ブルーベリーはほぼ売り切れでした。
マンゴー
1玉3ドル~。
南国のフルーツ、マンゴーはびっくりするくらい安いです。
もちろん、東南アジアや南米に比べたら高いけれど、こんな値段でマンゴーを食べられるなんて、日本に住んでいたら信じられないですよね。
桃
オーストラリアの白桃!1キロ3.5ドル。
これは、意外と美味しくてびっくりしたフルーツの1つです。
日本の桃に比べて実は小ぶりで硬いですが、熟したものはしっかり甘くて美味しいんです。
こちらでは、皮をよく洗ってそのままかぶり!と食べます。
バナナ
バナナって日本ではフルーツの中でも安価なイメージがありますよね。
一方、オーストラリアでは、1キロあたり4.50ドル。
同じ重さで比較すると桃よりも値段が高いのは不思議な感じでした。
メロン
メロンは季節にもよりますが、旬の時期は1玉2.90ドルで売られています。
日本も一般的なロックメロン(メロンパンのように(?)表面にネットがあるもの)とハニーデュー(表面にネットがないもの)をよく見かけます。
メロンを初めて見た時は「安っす!」と声に出してしまいました。
この値段なら、半分に切って、実をくりぬいて、フルーツポンチにするなど、ぜいたくに楽しめます。
オーストラリアの物価、実際どうなのか
「オーストラリアの物価、高いと聞くけど実際どうなの?!」
筆者の住んでいた&住んでいる地域で比較した上での結論です。
物価が上がっているとはいえ、野菜やフルーツの値段は「日本に比べてオーストラリアは安い」と感じます。
私が調査したのは、シドニーCBDの中心部のスーパーでしたが、郊外に行くと、さらに価格は安いのではないかと思います。
もちろん、野菜やフルーツだけを食べて生きていくことなんてできませんが、安い食材を使って自炊をすることができれば、物価の高いシドニーでも節約することができると思います。
この記事を見た皆さんがオーストラリアで楽しい生活を送ることができるように祈っています!
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